可憐な華にくちづけを





「ふんっ…そのような態度で結ぼうと?」


「簡易に言ってしまえばね?…でもあなたの国には沢山のメリットがあるわ、寧ろ…それしかないんじゃないかしら。」




悩んでいるのか自然と腕を組んだ


悪い話ではないはずよ

隣国の大層な財、権力、名声を持った国が自ら交友したいと申しているのだから






「…いいだろう、」






―――つまらないわ、









「そう、良かったわ。」





結局同じよね、みんな。











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