キミに届かない日記
そうか あの時私わカッターで手を切ったんだ
私の服のうえにわお母さんの透明な涙が零れていた
「お母さん、ごめんなさい・・・」
「美緒!どうしてあんなことしたの?辛いことでもあったの?なんでお母さんに相談しなかったの?」
「疾風と別れてさ・・」
「そう・・・自殺なんて考えちゃだめ!絶対に!美緒が死んだらどれだけの人が泣くと思う?おばあちゃん、おじいちゃん、お母さん、お父さん、夏帆ちゃん、いろいろな人が泣くよ!お母さんわ美緒が死んだら倒れしまうと思う。美緒わみんなから愛されてるんだよ・・・疾風君にもきっと事情があったんじゃないかと思う・・・いつも窓からみてたよ 家の前で抱き合ってるの」
私わ目から涙が溢れていた
そしてそのままお母さんわ言葉を続けた
「あんなに仲が良いのにいきなり別れるなんておかしいよ・・ね?疾風君にわ事情があったって思って・・・疾風君のことわ忘れれないかもしれないけど、死ぬことわ絶対やめて、もちろん辛いのわ美緒だけど、それ以上に辛いのわお母さんだよ?一人娘失って、どう生きていったらいいのか・・・・」