キミに届かない日記


-キーンコーンカーンコーン

「起立」

いつもの言葉だ

そう言って号令

そしていつものように授業が終わった


「美緒美緒!」

「夏帆夏帆!」

こだまするかのように私わそう答えた

夏帆わ周りを確認しながら言った

「誰にも言わないでよ・・・私疾風君のこと好き!」

「えええまじで!」

「ちょ、ちょっと声大きい!」

以外だった

あの夏帆が・・・

あのモテモテの夏帆が・・・
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