饅頭先輩と愉快すぎる俺たち
「ちょっと、整理しよう」


「何を?」


「みんなに饅頭先輩の名前を知ってしまったときの状況を教えてほしいんだ」


「そんなの聞いてどうするの?」


「いや、それはいいことだよ」


「何で?」


「そうすることによって、饅頭先輩の本名は未然に防げる」


「つまり、そのシチュエーションにならないように、なりそうになったら避ければいいってこと」


「なるほど」


「何か久しぶりに面白くなってきたね」


「これぞ青春ってか」



いやいや、青春とはちょっと違う感じもしますが・・・



まあ、これも一つの青春の形なのでしょうね。
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