『記憶』~恋の続き~
翔side


「………でもよー。
俺、プリクラ初めてだぜ?」


「翔、何言ってるのっ。
機会の前まで来たんだしぃ、
敗けを認めなさーい!」


「翔、俺も同意見だ。
こっちが恥ずかしい。」


「まぁまぁ、早く撮ろうよ。」


「…ちぇ。」


今流行りの音楽が流れる機械。



ピカピカ光る箱(?)。


もう無理。これは女子のための機械。


超恥ずかしい。


とか思いつつも


祝福されてるんで、悪い気分では


なかったりする。


小銭を入れ、撮影(?)が始まる。

パシャッ

パシャッ

パシャッ

思ったより、恥ずかしい。

パシャッ

____……

いつの間にか、撮影は終わった。



落書きする、と野愛と優路が


言ったので、俺と美央は


二人きりになる。



……沈黙が流れていた。



「…………////」


「………………///」
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