恋の魔法に

好き?
諦めない?
なんでもする?


はぁーーっ!?


「部活……サボるんですか?」


時間を見たかったのかポケットから携帯を取り出した結城くん。


はっ……部活!
すっかり忘れてた!


「部活行くよ!」

「……はい」


結城くんがふっと小さく笑ったのを見て私も自然と口元が緩んだ。

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