キミと、ピエロ的恋愛遊戯。
頭にこぶが出来そうだ。



俺は、断じてあいつを女と認めねぇ!


なんて、心の中で真琴を散々罵りながら、教室に戻った。






教室では、女の群れが待ち構えていた。



おっと、いけねー。




俺は、すぐさま笑顔を送る。




そのあとに聞こえる女の歓声。



女ってのは、どうしてこうも単純なのか。


あんなの、ただの営業スマイルだっつーの。











放課後。


今日は、珍しくデートもミーティングもない。
から、悪友二人を連れて遊んで帰るつもりだった。


のに。




「ったく。二人していねーし。」



仕方ない。


帰るか。






「真琴さぁ、」




ん?
この声は・・・・・
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