【続】君は産まれた・・・さらなる真実
話が前後するが、長男に発達の遅れは、特に見られなかった。

しいて言えば、発語が遅かったくらいだ。


それでも、発語を促すために、私は、いつでも何をしていても、

長男に声をかけ続けた。



「これが、りんごだよ。これは赤色なんだよ。」

「信号が赤だから、車は今止まってるんだよ。」

「今から、ご飯を作るね。今日は肉じゃがだよ。」


などなど・・・・・・
< 26 / 110 >

この作品をシェア

pagetop