にゃーん!
「君、名前は?」
優しそうな面影の男が話しかけた
「……貴様は誰だ」
「嗚呼!?お前誰に向かって「歳、良いから」」
「近藤さん…」
「いやぁすまなかった。私は壬生浪士組局長、近藤勇だ」
「…壬生浪士組?」
…壬生浪士組なんてあいつらの仲間にいたか?
それともあいつらの仲間じゃないのか?
「そうだ、彼は副長の土方歳三、そして…」
「あ、僕はさっき言いました。ちなみに一番隊組長なんだよ~」
「今度はお前だ、名前を言え」
土方が上から目線で璃桜に言った
「………私は…璃桜」
「姓は?」
「知らない」