にゃーん!
─璃桜
光に近づくにつれ声が大きくなる
『私…この声知ってる…』
─璃桜
身体がだんだん暖かくなるのがわかる
─璃桜
『あれ…?涙…?』
璃桜が頬に当てた手を見ながらいった
─璃桜
『何で涙がでるんだろう?悲しくないのに…』
─璃桜
『…暖かい…』
─璃桜
璃桜が光に手を伸ばした
『わっ!』
いきなり強い光が発したかと思ったら光が璃桜を包んだ
その光はとても暖かく優しい感じがした
まるでお母さんに包まれているかのように
そして璃桜は意識を手放した