にゃーん!
「璃桜!」
「璃桜!起きたのか!!」
「良かった!璃桜!!」
部屋に入ってきたみんなが涙ぐむ
「…私は…生きて…いる、のか?」
「生きてるよ!!もう倒れたときは死んじゃったかと思ったじゃねーか!!」
「そうだよ!しかも2日も寝たきりだから心配したんだぞ!!」
「2日…」
私…死んでないんだ…
生きてるんだ…
そっか…
お母さんの贈り物ってこのことだったんだ…
─ズキッ
「……っ!!…あれ?」
「どうした?」
意識がハッキリしてきたら急に手の甲と片腕が痛み出した
両方とも連桜につけられた傷