にゃーん!
美味
―スパァンっ
「!?」
「璃~桜ぉ~♪迎えに来たよ~」
朝食を食べて約1刻後
部屋の隅でうずくまっていたら勢いよく襖が開いて沖田が入ってきた
ここは沖田の部屋でもあるから文句など言えないが正直やめてほしい…
気配で部屋の前にいることがわかるとしてもいきなり開けられるのはやっぱりびっくりするから
「ほら♪試合しよーよ♪」
わくわくしているのが丸わかりなほどハイテンションな沖田
手応えのある相手が見つかってとても嬉しいのだろう
本当試合が好きなんだなぁ~…
そんなことをぼんやり思いながら沖田を見つめていると沖田は璃桜の腕をつかんで今にもスキップをしだしそうな勢いで歩き出した
「さぁ、道場行こぉ♪」