にゃーん!
「あ!一くんちょうど良いところにいた♪」
道場に向かう途中、斎藤を見つけた沖田は半ば無理やり審判をしてもらうよう頼んだ
道場ではすでに平隊士たちが道場で稽古をしていた
木刀と竹刀の音や掛け声等が響くなか沖田たちが道場へ入ると静まった
「よし、璃桜は木刀と竹刀、どっちが良い?」
「………どっちでも同じだ」
「ん~それじゃあ昨日は竹刀だったし木刀で」
沖田はそういうと木刀を璃桜に渡し、中央へと歩いていった
隊士たちはこれから沖田が試合をするのがわかったのか否か脇へと避難していた
璃桜は注目されることに不機嫌になりながら中央へと歩いていった