にゃーん!
「御用改めでごさる!」
「へ?しっ新撰組!?」
先頭で入った近藤を池田屋の主人が真っ青な顔で出迎える
「近藤さんって本当大胆だよね…」
「まぁ、良いじゃねーか」
「さぁ、始めようか♪」
にっこり微笑みながら沖田は抜刀して池田屋のなかへ入っていった
「たく、面倒だな…」
璃桜も刀の擦れあう音や叫び声などが響く池田屋へ入っていく
「うりゃーー!」
「煩い…」
―ザシュッ
入ってすぐ斬りかかってきた浪士を物凄い速さで倒していく璃桜
赤々とした血が飛び交うなか、素早く次々斬っていく璃桜は微笑んでいてまるで楽しんでいるかのようだった
「近藤さん、私は二階へいく」
「嗚呼、総司を助けてやってくれ」
どれくらいの人を斬っただろうか…
一階にも階段にも斬られた者たちがゴロゴロ倒れている