にゃーん!

さぁ、土方さんたちをどうしようか…

絶対みんなには知られたくないって言ってたし…

でも…

璃桜可愛かったな…


「おい」


朝食の準備をしながらさっきの璃桜を思い出して少し頬を染めたとき後ろから声をかけられ驚いた


「うわっ!な、何?一くん」

「何故総司が作っているのだ?璃桜はどうした」

「え!?り、璃桜?あ、あー…璃桜ね、璃桜はー…体調が悪いらしいから!!だから僕が代わりに!!」


そういった僕を表情一つ変えず、冷たい目で見てくる一くん


「そうか」


何か聞いてくるかと思ったがあっさり信じてくれたようだ

だが、一くんはくるりと方向転換すると言った


「では、璃桜の様子を見てくるか」

「え!?だっダメダメダメ!!」


僕を試すかのように僕を見ながらいった一くんを慌てて引き留める


「えーと、あ、そう!ただの風邪らしいから!!だから大丈夫って言ってた!」

「…………」

「ほ、本当だよ?うつすといけないから部屋に来ないでっていってた」

「…そうか」

「あ、僕自室で食べるから、じゃ」


僕はそういうとお膳を二つ持って一くんに残りのお膳を頼んで別れた



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