にゃーん!

猫娘


「大丈夫?璃桜」

「ん?私がか?大丈夫だよ…この姿のときは病気なんかなおならん…」

「いや、そういうことでは…でも何でみんなに隠すの?」


もうみんな半妖ってことは知ってるのに


「…怖いんだよ」

「え?」

「みんながこの姿をみてどんな反応をするか、怖いんだよ」


璃桜はそういうと困ったように笑った


「この姿をみて叫ぶか、逃げるか…私を殺すか…そんなことばかり頭を過るんだよ」

「璃桜…大丈夫だよ!」

「え?」

「ほら、僕だって見て少し驚いたけど叫ばなかったし逃げなかった。まして殺してなんかもないでしょ」


璃桜は目を見開いた




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