にゃーん!
第三章
宴
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私の妖怪化した姿を見せてから約1ヶ月がたった
彼らは私のことを知っても今までと変わらず接してくれている
いや、今までよりも打ち解けれたと思う
無意識に私が作ってた見えない心の壁が壊れたからだろうか…
でも良かったと思う
いつの間にか此処はとても居心地が良くて
離れたくない
彼らと一緒にいたいと思えるようになった
自分がそんな感情を抱けるんだと内心驚いてはいるが嬉しかった
「あ!いたいた璃桜」
「んー?何?」
璃桜がぼーっと空を見上げていたら平助が近づいてきた
後ろには佐之さんや新八もいる
いつも思うが本当に仲が良いんだな