にゃーん!
「たく、璃桜にお前らを守ってくれと頼まれなかったら一緒に江戸に行ったのによ!!あーめんどくせぇ」
イライラしている翼は土方たちを睨みながら言った
「璃桜に?」
「そうか…」
「しょうがねぇから俺の仲間を置いてってやる」
翼はそういうと遠吠えをした
土方たちが首を傾げながら翼をみていると犬の鳴き声のような狼の鳴き声のようなものが足音と共に近づいてきた
「「「グルルルル…」」」
「おい、お前ら俺は璃桜のとこに行くから暫くこいつらを守れ」
土方たちが呆然とするなか10匹くらい集まった狼たちに命令する翼
「変な動きをしたら食って良いぞ」
ニヤリと土方たちを見ながら最後にそういうと踵をかえし屯所をでようとした
「じゃあな」
「待って」
走ろうとする翼を沖田が呼び止めた