樫の木の下で


『富永君が好きです。結婚してください』


わたしの手元を見て、彼は笑った。


「両想いだったんだね」


わたし達は、へらへら笑って俯いた。


なんとはなしに目を合わせ、そろそろと手を伸ばす。


指を絡ませ、視線をそらした。




< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

異次元バスでGO!
月原/著

総文字数/12,080

ホラー・オカルト16ページ

表紙を見る
ワイドショー家族
月原/著

総文字数/10,602

コメディ11ページ

表紙を見る
バイバイ南
月原/著

総文字数/9,057

恋愛(ラブコメ)19ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop