隣の彼の恋愛事情
secret:10アイツの温度
アイツとの距離がゼロになった――――
ゼロになった・・・けど、
触れるだけの優しいキスから、‘チュ’っと音をたてたバードキスに変わる。
(なんだか、これ・・・だんだんレベルが上がって・・・)
そして、私の唇を食むようなキスに変わり、下唇をチュっと吸われた後、真っ赤な顔をした私は、額と額を合わせ、アイツに見つめられていた。
(か、かなりはずかしいんですけど・・・)
しばらくして、アイツが私に向けていた体を運転席に戻すと、前を睨みつけ
「ちっ」
と舌打ちをした。
(この展開で舌打ち!?)
これは一体どういうこと?普通の場合キスの後に舌打ちすることって、そうそうない気がする。
ゼロになった・・・けど、
触れるだけの優しいキスから、‘チュ’っと音をたてたバードキスに変わる。
(なんだか、これ・・・だんだんレベルが上がって・・・)
そして、私の唇を食むようなキスに変わり、下唇をチュっと吸われた後、真っ赤な顔をした私は、額と額を合わせ、アイツに見つめられていた。
(か、かなりはずかしいんですけど・・・)
しばらくして、アイツが私に向けていた体を運転席に戻すと、前を睨みつけ
「ちっ」
と舌打ちをした。
(この展開で舌打ち!?)
これは一体どういうこと?普通の場合キスの後に舌打ちすることって、そうそうない気がする。