隣の彼の恋愛事情
清水さんと他愛もない話に盛り上がっていると、若干不機嫌なアイツが席へと戻ってきた。

「俺のいないところで何盛り上がってるんだよ。」

不機嫌なオーラを身にまとい現れたアイツ。

清水さんは、肩をすぼめておどけて見せた。

「別に盛り上がってなんか・・・。」

「お前そろそろ帰れ。送っていく。」
突然そう言われて、バックを掴まれた。

「ちょと、もう!清水さん、さようなら。」
席を立ちながら、清水さんに挨拶をして急いで出口に向かった。
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