それでも君が好きだよ
《貴方に告白してきた人》
とだけ書かれていた。
「なっ…。なんじゃこりゃーーっ!!」
思わず顔が引きつった。
バカにしてるのか…!?
私をバカにしてるのか!?
私がモテないのを知ってわざとか!?
そんな動揺した私を見た1-5の皆が
「音ちゃん、大丈夫?」
「俺が持ってる物だったら貸すぜ?」
と観覧席で声援をくれた。
「だ…大丈夫。見つけるから…。ありがと。」
そう言って私は隠しきれない動揺で
笑顔を作って皆に手を振った。
すると……