それでも君が好きだよ

「誰か呼ぼうよ!!先生とか?」



そんな声が回りから上がり出していた。


でも子猫も今にも落ちてしまいそうだ。


相談してる暇なんてない!!



「私がいくよっ!!」



「えっ…ちょっ…音っ!?」



私は雨の中、さっと外へと飛び出した。


すぐ前に見える光景を何度も


確かめるように私は木を見て登り出した。




「大丈夫だよ…こっちおいで。」



私は木に登ってそおっと


子猫に近づいていく。



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