それでも君が好きだよ
「音…優しいのな。」
そう言って柏原くんは
私にニカッとした笑顔を見せた。
すると、そんな私を見たある女の子が
ニヤッと笑って私の方を見た。
「あっれ~?音、ブラ透けてない~?」
皆がその声を聞いたとき、
私の方を注目した。
「やだ~。私ならその格好耐えらんない。」
「うわ…新井、露出しすぎ…。」
「恥っずかし~。よかったぁ。行かなくて。」
皆の声が上がった途端、
顔が真っ赤になった。