それでも君が好きだよ
「その色の意味知ってっか?」
「………柏原くんの趣味?」
「ちっ…ちげーよ!!赤は<君を愛す>白は
<真実><真心>紫は<あなたを信じて待つ>」
「えっ…////」
それって…!?///
「俺、待ってっから…。お前が番場じゃなく て俺んとこ来てくれんの待ってっから。」
柏原くんは照れたように頭をかいて
私から目を離した。
そんな柏原くんを見て私は手前まで近づ
いて、顔をグイッとこちらに向かせた。