それでも君が好きだよ

すると、ドアがガラッと開いた。


ドアが開いた途端、

私の目の前に写ったのは…



「えっ…?何で新井がいるの!?」



と驚いた顔をした番場くんだった。


両手一杯にペットボトルのお茶を抱えて


中にタッタと入ってきた。



「お茶飲む?」



「ううん。大丈夫。」



「そっか…。」



そう言って、番場くんはサッと


しゃがんで、部屋に置かれている冷蔵庫


にペットボトルのお茶を数本入れた。
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