それでも君が好きだよ
俺が話終わると皆は小さく頷いていた。
「そっか…番場くん、
音ちゃんをかばったんだ!!」
「勝手に悪い奴に仕立てて悪かったよ。」
「でもお前、音ちゃんの事好きなんだな?」
皆がニヤニヤと俺の方を見てきた。
俺の顔は耳まで真っ赤になった。
「ばっ…ばかっ!!///いいから席戻れって///」
「体育会の告白も本当だったりして~♪」
「やっ…///いいからもうっ!!///」
俺は皆を俺の回りから
追い払ってホッと一息ついた。