それでも君が好きだよ

「柏原くん…今日、文化祭だよ!?」


「え゙っ…。え゙ええぇっ!?」



今日だったっけ?

あり得ねぇ…。最悪だ…。



「俺にそのいかにも『執事ですよ』
って言ってるような衣装を着ろと…。」



「えぇ。喫茶店ですから。」



「ぜってぇ似合わねぇけど!?」



「構いません。柏原くんなら
女の子ウケ間違いなしですから。」



「キャラじゃねーけど…」



「さっさと着替えましょうか!?」



く…くそぉ…委員長強ぇ…。



俺は渋々男子更衣室へ行って、

その執事服に着替えた。


………すると
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