それでも君が好きだよ

すると、バタバタと言う足音が

近づいてくるのと共に、


「オレこっち入るもん~っ!」


「こらっ!!ダメだっつってんだろ!!」


という声が聞こえてきた。

そして私が恐れていたことが起こった。



―――バーンっ!!



女風呂のドアが開いた。

中に入ってきたのは



「うっわーいっ!!一番風呂ーっ♪」


そう言ってはしゃぐ小さな男の子と…



「待てって!!」


と言ってその小さな男の子を捕まえた

番場くんだっだ…。
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