それでも君が好きだよ

流星群に願いを


――ガラッ


教室のドアを開ける。

今日は一段と重い体と笑えない顔。



私が席へと着くと柏原くんが


もう隣の席に着いていた。



「あっ…はよ。新井。」



柏原くん、朝早いな~。

朝には強いのかぁ……。



「お……おはよ。柏原くん…。」



「うわっ…なんだよ。重ぇ空気出しやがって…。」



「いえっ…何でもないデス…。」



てか思い出したくもない…。


私の裸……番場くんに見られたなんて事、


誰にも言えないっ!!
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