それでも君が好きだよ
第四章

     【新井音heart】


疑いが私を悲しみの色に染めていく…。



彼のあんな顔を見ることになるなんて…。




私の揺れ動く恋心がまた一輪咲いた。



『会いたくて…寂しくてこんなにも…』



涙が止まらないものだと思わなかった。


彼の真実、彼の能力、全てを知るのが



こんなにも切ない事だなんて…。

私はなにも知らなかった…。
< 71 / 272 >

この作品をシェア

pagetop