それでも君が好きだよ
「ば…番場くん?」
「風邪引くだろ…?それにもう夜遅いし、
送ってく。新井、暗いの苦手そうだし…。」
「あ…ありがとう///」
何でか分からないけど顔が見れない…。
何だか恥ずかしくて…ドキドキして…
その綺麗な深緑色の瞳に、
心を捕まれた気がした。
「新井さ…俺が怖くないの?」
「えっ…?」
「俺は怖いんだ…。いつか君を
傷付けてしまうんじゃないかって…。」
私はそういう番場くんをじっと見た。