happy birthday~君との約束~㊦
「どうして!?何で拓也が退部しないといけないの!?」
「少し可能性がある奴よりかなり可能性がある奴が良いんだろう」
それが大人のやり方だ。
「でも…でも…」
「俺はもういらないって事だろう」
自分で言ってもホント情けない。
「なぁ…俺って何を頑張ればいい?バスケ出来ないなら…生きている意味無いじゃん」
バスケは小さいころからはじめてた。
すべてを賭けてきた。
バスケに俺の人生を賭けてきた。