happy birthday~君との約束~㊦
「拓也…愛してるよ」
それは、俺にっとっても由紀にとっても最低な言葉だ。
「拓也…私の事を愛してください」
その言葉がどれほど罪深い言葉か由紀は分かってる。
だから今、苦しそうな顔をしてるんだ。
申し訳なさそうな顔をしてる。
この愛が偽りのもだってことも俺も由紀も分かってる。
だけど、俺にはそれに甘えることができなかった。
「ごめん…。愛してる」
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