happy birthday~君との約束~㊦


リビングへと入ると、窓からは仲良さそうなカップルが見えた。


私はただジッと見ていた。


「由紀?なにして…」


お母さんが私の視線に気づくとそっと近付いてきた。


「由紀…」


お母さんのてが肩の上に乗る。


「お母さん、私も普通の高校生だったら翔太とあんな恋出来たのかな…」


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