happy birthday~君との約束~㊦


「由紀、自分に正直になってみなさい」


お母さんは私をしっかりと抱きしめる。


お母さん、翔太のことまだ好きなこと分かってたんだね。


だけど、私には翔太の近くに居る資格は無いんだよ?


好きな人には幸せになってほしい、そう思うのは普通でしょ?


それなのに、傷付けた私が翔太の傍にいること何て出来ないんだよ。


ごめんね、お母さん。



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