私と彼女の関係

想い

しばらく私は短大に身を置いた。
短大は大学と違い、就職活動で大変だ。
準学士の称号得る為に、
必修単位獲得にも、精を出さないといけないし、
人生の別れ道。
自分が何をしたいのか、決めないといけない。
生きてく大変さを、一気に考える時期だ。
私は、友達に流されて、
今の短大に通っているが、
いざ、仕事はなにがしたいの??
と聞かれると、正直困る。

私には夢がない。
居たって、特にずば抜けた特技もなければ、
したいこともない。
かと言って、働く気が無いわけでもない。
とりあえず、就職してみて、
また考えてみれば?
友達も先生もいい加減だ。
他の子は、夢をちゃんと持ってて、
就職ジャンルを絞って、就活に励んでいる。
自分のことで必死なんだろう。
とりあえずの対処法を教えてくれた。

冷たいなぁ…

仕方が無いけど、
やっぱりさ~
友達ってこんなもんだ。
結局自分が可愛い。
他人は他人。
一年一緒に居ても、何も解ってくれない。
そりゃ気が合えば、一緒に居て楽しい。
でも、真剣な話ほど、
返ってくる言葉は薄い。
私が思うより、短大の友達は軽いものだ。
相手は奥まで入ってきてくれない。
表面にバリアを張られては、
私も入り込む余地もない。
勿論彼氏優先で、友達はただの暇つぶしだ。

それでもいい。
彼女達の昔なんて知らない。
彼女を束縛なんてできる訳がない。
別々の過去を持つ私達。

大人になってくはそうゆうこと。
本気でぶつかり合うなんて事はしない。
友の存在の価値は小さくなり、
彼氏の存在が大きくなる。
人間の本能なのだ。
子孫を作る為、異性を求めるのはごく自然な事。
十分理解している。
それに私には、信じあえる美幸がいる。

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