私と彼女の関係
車が走り出してから20分経っただろうか。
今日は、美幸の走り方が違った。
ある程度、車を走らせると、
どっち方面いく?? とか、
次の信号、右と左どっち行く??
それを繰り返す内に、
暇潰し場所とか、したい事を見つける。
今日は。
もくもくと、美幸は走っていた。
半時間…。
テンポよく知らない道を走っていく。
流石に、ドコに向かってるのか聞いてみた。
「ちょっと寄りたいトコぁんねん~ ぃぃ??」
特に希望も無かった私は、彼女に任せた。
やっぱり不自然だ。
誕生日のサプライズ企画のように、
目的を隠して、連れていかれるような感じ。
でも実際、そんな甘ちょろい企画などではなかった。
美幸が走り続ける中、
私は、ふと気付かされた。
この道知ってる。
あの日。
真二達と初めて会った日、この道を通った気がする。
一度しか真二の地元に行ってないので、
自信はない。
美幸は手馴れた感じで、
数々の曲がり角を曲がる。
確信した。
美幸は真二の家に向かっている!
今日は、美幸の走り方が違った。
ある程度、車を走らせると、
どっち方面いく?? とか、
次の信号、右と左どっち行く??
それを繰り返す内に、
暇潰し場所とか、したい事を見つける。
今日は。
もくもくと、美幸は走っていた。
半時間…。
テンポよく知らない道を走っていく。
流石に、ドコに向かってるのか聞いてみた。
「ちょっと寄りたいトコぁんねん~ ぃぃ??」
特に希望も無かった私は、彼女に任せた。
やっぱり不自然だ。
誕生日のサプライズ企画のように、
目的を隠して、連れていかれるような感じ。
でも実際、そんな甘ちょろい企画などではなかった。
美幸が走り続ける中、
私は、ふと気付かされた。
この道知ってる。
あの日。
真二達と初めて会った日、この道を通った気がする。
一度しか真二の地元に行ってないので、
自信はない。
美幸は手馴れた感じで、
数々の曲がり角を曲がる。
確信した。
美幸は真二の家に向かっている!