私と彼女の関係
歩がぉ酒を持って戻ってきた。
歩は、男達の視線を感じながらも、
ちゃんと私の元に帰ってきた。

「ぉごって貰っちゃった♡ 」

美人ってつくづく得。
ドコでも出会いはあるし、
なんてったって、
お金を使わなくても
相当遊べる。
第三者なら、私の一番嫌いなタイプだ。

でも歩は違う。

男のアシライも上手く、
一人の男に絞らない。
遊びながらも、
彼女はフリーを保つ。
それ故、
歩は私との時間を優先してくれる。

元々、派手好きな私達は
男に対する価値観が合った。
男女間の友情を肯定する。
相手が想いを寄せようが、
こっちが友達なら
彼は友達にしかならない。
そういう価値観を持った私達だからこそ、
女二人の時間はキープできた。
男が一番じゃない。
仕事だってする。
男は、タイミングだ。
なんて、ちょっと大人ぶった
意見も言い合ったりする。
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表紙・目次

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