私と彼女の関係
未来

空いた距離

「有夏~~(・´з`・)
 今晩暇じゃなぃ??
 ご飯食べいこ」
美幸の若々しいメール。

思い出す、
読みにくいギャル文字を
打ってきたこともあった。
いつでも彼女は、
精神年齢も見た目も若い。
幼いと言えばそうだが、
純粋なんだ。

五年前…。
あの出来事は今でもトラウマだ。
でも、
私達は変わり始めてる。

時間が経った。
それも大きい。
それ以上に私が
友達の価値観を
下げたのだ。

友達に彼氏以上の期待を抱かない。

< 65 / 85 >

この作品をシェア

pagetop