キミが教えてくれた
あたしのパニック状態が続いたまま家に入った


「アンタまた留年?」
はるねえが呆れたように朔に言い放った
留年…?

たしかはるねえはあたしと同じ学校で高校3年生…言うことは

年上っ!?
吃驚してあたしは朔のほうをみた、朔はあたしと目があってニヤリと笑った

いや…訳わかんないし


「仕方ないだろー俺体弱いんだからテストなんてボロボロだぜ?」
朔は頭をポリポリ書きながら言った


体、弱いんだ


「そうそう、あたしチョットコンビニ行ってくるからお留守番よろしくっ」

はるねえはそう言って外にでていった


「京香…俺…」

何やら、朔が言ってきた
「俺…熱っぽ」
え、えっえぇぇ
体弱いって言ってたよね
あたしはあたふたした、と…とりあえず
あたしは一階にある自分の部屋まで朔を引きずった
さすがに重い
よかったあたしの部屋一階で…
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