キミが教えてくれた
と思うと後ろから変な感触がした


後ろを恐る恐る振り向くとそこには朔がいた

朔もぐっすりと寝ていた
寝顔…かわいいな…なんて思った

襲っちゃって良いかな?
ってあたし何ってことかんがえてたんだろ



ん…でも

手が勝手に朔に触れる
輪郭をなぞって
あたしはそっと朔にキスをした


「ん…京香?」


いきなりの朔の声にあたしは驚いた

そして朔の唇からそっと離れた

「続けて…」
って朔があたしの耳元で囁いた

「は、恥ずかしいからヤダっ」
あたしは顔を真っ赤にさせた


「クリスマスプレゼントってことで」
朔はそういってニヤリと笑った


もうっ!!朔の意地悪っ


「ほら…」

そういってあたしの手を引いた

「続けて…」
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