キミが教えてくれた
あたし達は歩いて

駅前のケーキ屋さんに行った
「予約しててよかったな」
朔はニコッと笑う
予約してなかったら今頃売り切れてただろう

予約してなかった人達がしょんぼりして帰って行くのがみえた


ケーキをもらった後
あたし達は近くのコンビニによって
夜ご飯を買っていった


クリスマスだからか、コンビニにはピザとかチキンとか

クリスマスにピッタリなものがあった
ホントは手料理を作ってあげたかったけど

あたしはそんなに料理ができない


でも一品だけ…
クッキーを作ってきた

朔にはまだ内緒
クリスマスプレゼントと一緒に渡すんだあ


あたしはニヤニヤしながら朔の手を握ってた

朔は少し不思議そうな顔であたしをみていた
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