キミが教えてくれた
「みての通りあれが姉貴、いつもは愛人の家にいるらしい」

朔が呆れて淡々とした口調で説明する


「綺麗なお姉さんだね」
あたしはにっこり微笑む

「そんなことねぇよ」
と朔は俯く

「ささ、ケーキケーキ」
あたしは気を取り直していった


そして朔の部屋に到着
やっぱりまだ見慣れないせいか、朔の部屋に違和感を感じてしまう
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