キミが教えてくれた
「第二ボタン」
そう言って朔は顔をうつむけた
朔の耳が真っ赤だった
「あのなっ京香!卒業式がおわ…」
朔が何か言おうとしたとき
「京香ーっ」
と万年の笑みであたしに飛びかかってきたのは先輩だった
「あんな…これ…今日の今日まで取っといたやつ…」
そう言ってそれをあたしの手のひらにおいた
第二ボタン
「だから今日制服で来たんやで」
先輩はニンマリした笑顔で説明した
そう言って朔は顔をうつむけた
朔の耳が真っ赤だった
「あのなっ京香!卒業式がおわ…」
朔が何か言おうとしたとき
「京香ーっ」
と万年の笑みであたしに飛びかかってきたのは先輩だった
「あんな…これ…今日の今日まで取っといたやつ…」
そう言ってそれをあたしの手のひらにおいた
第二ボタン
「だから今日制服で来たんやで」
先輩はニンマリした笑顔で説明した