キミが教えてくれた
…そうだったんだ

下から聞こえる会話に耳を寄せていた、


そういえば朔にこの場所に何回か連れて行ってもらったことがあったな。
って言ってもまだ付き合ってなかったし天敵だったし
いつもの如く強制的だったような

あたしは思い出し笑いをする

『俺の思いでの場所』とか言ってたっけ

あの時気づいとけばよかった…
ため息が零れる
< 25 / 280 >

この作品をシェア

pagetop