明日ここにいる君へ


つまらない意地とプライドの…ぶつかり合い。


どっちかが折れなければ、崩せない…関係。




たったひとつの恋、

されど……ひとつの恋。



そんなものに…人生を左右されるだなんて。ちょっと前までの私には…考えられないことだった。


要領よくいきたいのに、そうはいかない。


人生観を真っ向から覆してしてきた…この人が、いつしか自分の道しるべへと…なっていた。


信じずして、……どうするんだ。














「………悠仁。………好き。」






















声を絞り出して…
そう、呟いた。




























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