明日ここにいる君へ





それは一瞬の出来事。




周囲の人間は時が止まったかのように固まって……

横たわる2人の男の子たちもまた、動かない。


次の瞬間には、悲鳴に近い叫び声が体育館に響き渡って。




気づけば、私は……
その混乱の中、ギャラリーの階段を駆け降りて、コートの中へと……足を踏み入れたのだった。












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