明日ここにいる君へ
日曜日……。
私は、半日以上…
自分の部屋に閉じこもっていた。
夜勤明けの母は、朝昼ご飯も食べずにいる私に気づくことはなく……。
座布団を枕に、居間の畳の上に転がって…、寝ているようだった。
時折寝返りをしては、それでも――…いっこうに起きる気配を見せない。
起きても…、たいして会話を交わすことはない。
けれど――…私にとっては些細な邪魔も入らないに越したことはないから……
彼女が自分で起きてくるまで、そっとしておくことにした。