虹色センテンス
授業の終わりのチャイムが鳴ったあと、なぜかハゲ先生がずんずんこっちに向かってきて、
「若いってのはイイもんだねー。ま、がんばりたまえ」とかなんとか、頭をポンポンしてきた。
それをまた楠本が見てるんじゃないかって思うとなんだかたまらなく恥ずかしくて、
「ハゲ先せ…じゃなくて高橋先生は黙ってください」って半ば八つ当たりに近い感じでハゲ(つまり頭)を睨みつけてやったけど、顔の熱は退いてはくれなかった。
それからアタシはハゲ先せ…じゃなくて高橋先生に会うと「パタパタ歩くな!結凛が来たってすぐ分かるなぁ、まったく」とか「寝るなよー」とか一々言うようになった。
…ハゲ先生はM字型ハゲです!!
「若いってのはイイもんだねー。ま、がんばりたまえ」とかなんとか、頭をポンポンしてきた。
それをまた楠本が見てるんじゃないかって思うとなんだかたまらなく恥ずかしくて、
「ハゲ先せ…じゃなくて高橋先生は黙ってください」って半ば八つ当たりに近い感じでハゲ(つまり頭)を睨みつけてやったけど、顔の熱は退いてはくれなかった。
それからアタシはハゲ先せ…じゃなくて高橋先生に会うと「パタパタ歩くな!結凛が来たってすぐ分かるなぁ、まったく」とか「寝るなよー」とか一々言うようになった。
…ハゲ先生はM字型ハゲです!!